英国ヘンレーロイヤルレガッタ参戦!
ボートの祭典、英国伝統の「Henley Royal Regatta(ヘンレーロイヤルレガッタ)」※が7月2~6日、ロンドン郊外のヘンレーオンテムズ(2112m)にて行なわれ、当クルーは三菱ボートクラブ代表として、「The Princess Grace Challenge Cup 」(女子舵手なしクォドルプル)と「The Double Sculls Challenge Cup」 (男子ダブルスカル)の2種目に参加し、「The Double Sculls Challenge Cup」 (男子ダブルスカル)ではベスト8の成績を残しました。 ※「Henley Royal Regatta(ヘンレーロイヤルレガッタ)」とは、テムズ川中流の街ヘンレーオンテムズで毎年この時期に開催されるアマチュア最大のボート競技会。イギリスでは7月の第一週を「Henleyweek(ヘンレーウィーク)」と呼び、イギリス国内だけでなく海外からも多くの観客が訪れる。この大会は通常のボート競技と異なり、1対1でレースを行ない、勝利したチームのみが次戦に進出できるトーナメント方式の大会である。また観客席にはドレスコードが設けられており、ブレザーやドレスで着飾った観客が毎日数十万人の規模で賑わう。 |
ヘンレーロイヤルレガッタ観客席にて
The Double Sculls Challenge Cup(男子ダブルスカル)ベスト8
今年は浜田と椎名選手(ユニバーサル製缶株式会社)がクルーを組み、三菱ボートクラブ代表として出場。1回戦はスタートから三菱が勢いよく飛び出し、早々にリード。そのまま1/4マイル(約400m地点)を過ぎると1艇身を奪う。中盤1マイル(約1609m地点)では2艇身差まで広げると、その後さらに差を広げゴールした。2回戦は2012年ロンドン五輪金メダリスト(軽量級男子舵手なしフォア)の2名が乗る南アフリカとの対戦。好調なスタートをしたが、スピードの差は圧倒的。序盤から徐々に差を広げられる展開になってしまった。最後まで果敢に攻め2/3艇身差まで追い詰めるも届かずゴール。ベスト8という結果になった。今後につながる貴重なレースを経験することができた。 |
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The Double Sculls Challenge Cup(男子ダブルスカル)スタート
The Double Sculls Challenge Cup(男子ダブルスカル)中盤
The Princess Grace Challenge Cup(女子舵手なしクォドルプル)
この種目は三菱ボートクラブとして初の出場となった種目。相手はベテランの元五輪選手が2名乗っているLeander Club & Reading University。スタートは互角で並んだ状態が続いたが、コンスタントに入ると差を広げられてしまう。そのまま徐々に離されていき、ゴールでは4艇身差と初戦敗退となった。途中途中の「MITSUBISHI!!」の声援にも助けられ、グランドスタンド前では大きな拍手に迎えられながら漕ぎ切ることができた。三菱女子として初めての挑戦でもあり、一人一人が大きく成長できたレースとなった。 |
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