エイト種目では初出場から昨年まで9年連続で表彰台に上り続けて来たが、今年も予選、準決勝を順当に勝ち上がり決勝進出を決めた。決勝は昨年と同じ顔ぶれとなり、どのチームもスタートから飛び出してくることが予想されたが、500m地点で日本大学、NTT東日本東京に僅かにリードを許す展開。その後NTT東日本東京を抜いて2位に浮上するも日大との差は徐々に開き、ラストスパートでは再度NTT東日本東京にリードを奪われ、昨年に引き続き3位でゴール。昨年の敗戦を糧に1年間取り組んで来ただけに悔しい結果となった。
|
【決勝結果】
順位 |
クルー |
500m |
1000m |
1500m |
2000m |
優勝 |
日本大学 |
1分27秒98 |
2分58秒17 |
4分32秒82 |
6分04秒94 |
|
2位 |
NTT東日本東京 |
1分28秒57 |
3分01秒19 |
4分36秒30 |
6分07秒72 |
|
3位 |
明治安田生命 |
1分28秒81 |
3分00秒67 |
4分34秒87 |
6分07秒98 |
|
4位 |
東レ滋賀 |
1分29秒69 |
3分03秒07 |
4分38秒72 |
6分10秒96 |
|
|
【男子エイト】
ポジション |
氏名 |
C |
中坂 誠 |
|
S |
佐藤 芳則 |
|
7 |
片岡 勇 |
|
6 |
岡山 理 |
|
5 |
久保 武大 |
|
4 |
長﨑 哲也 |
|
3 |
光岡 紘輔 |
|
2 |
浜田 祐太 |
|
B |
陶山 修 |
|
|
入社4年目の谷口は予選を危なげなく勝ち上がり準決勝進出を決めた。準決勝は4クルーで争われるが、1位が決勝、2位が順位決定戦へ進むことができる。谷口は500m地点こそトップで通過したものの中盤で3位に順位を落とし、ラストスパートで2位に順位を上げたがトップを奪えず決勝進出を逃した。順位決定戦では序盤から小西、藤森に大きく先行を許す展開となり、ラストスパートにて藤森を追い詰めるも一歩届かず3位(総合7位)でゴール。今回の結果に満足せず次回の活躍に期待したい。
|
【順位決定戦結果】
順位 |
クルー |
500m |
1000m |
1500m |
2000m |
1位
(総合5位) |
デンソー
(小西 志歩) |
2分07秒04 |
4分19秒35 |
6分35秒85 |
8分51秒30 |
|
2位
(総合6位) |
東海大学付属第三高校
(藤森 理恵) |
2分08秒84 |
4分23秒21 |
6分42秒50 |
8分58秒47 |
|
3位
(総合7位) |
明治安田生命
(谷口 春香) |
2分13秒02 |
4分30秒79 |
6分47秒23 |
8分59秒48 |
|
4位
(総合8位) |
法政大学
(野木 保菜美) |
2分15秒86 |
4分32秒48 |
6分52秒35 |
9分11秒14 |
|
|
【女子シングルスカル】
ポジション |
氏名 |
シングルスカル |
谷口 春香 |
|
|
入社5年目の湊と3年目の髙橋がコンビを組んで出場。予選は危なげない展開で順当に突破し、準決勝進出を決めた。準決勝は4クルーで争われるが、1位が決勝、2位が順位決定戦へ進むことができる。当クルーは500m地点を2位で通過しいい位置につけて中盤をむかえたが、徐々にスピードを失い1000m地点では3位に順位を落とした。1500m地点ではまだ射程圏内であったがラストスパートでスピードを上げることができず3位でゴール。準決勝敗退となった。昨年より力をつけて来た2人だけにこの結果は残念であるが、今後の活躍に期待したい。
|
【男子ダブルスカル】
ポジション |
氏名 |
S |
湊 義徳 |
|
B |
髙橋 修 |
|
|
昨年準優勝し、今年こそはと望んだ今大会だったが、予選では全く本来の力を出し切れず4クルー中3位でゴール。敗者復活戦へ。敗者復活戦では6クルー中2位までが準決勝へ進出できるが、敗者復活戦とはいえ早稲田大学、三洋電機等の強豪チームが顔をそろえる厳しい組み合わせとなり、序盤からリードを許し1000m地点で4位という展開。1500m地点では3位に浮上したが、序盤の出遅れを挽回できずそのままゴール。準決勝進出を逃した。
|
【女子舵手つきクォドルプル】
ポジション |
氏名 |
S |
福本 温子 |
|
3 |
宇佐美 亜季 |
|
2 |
首藤 多佳子 |
|
B |
堀端 彩子 |
|
C |
依田 亜沙実 |
|
|
入社3年目の本田が昨年に引き続きシングルスカルで出場。予選では6クルー中1位のみが準決勝進出となるが、3位となり敗者復活戦へ。敗者復活戦は6クルー中2位までが準決勝進出できる。本田はスタートからうまくスピードに乗り500m地点を2位で通過したが、序盤の疲れがでたのか1000m地点では3位に順位を落とす苦しい展開となり、その後も徐々に引き離され3位でゴール。準決勝進出を逃した。
|
【男子シングルスカル】
ポジション |
氏名 |
シングルスカル |
本田 幸治 |
|
|
◇◇第65回国民体育大会 成年男子ダブルスカル優勝◇◇
9月26日~29日、「第65回国民体育大会(ゆめ半島千葉国体)」が千葉県香取市小見川ボートコース(1000m)にて行われ、成年男子ダブルスカル(東京都)が5年ぶり5回目の優勝を果たしました。また、成年女子舵手つきクォドルプルが4位、成年男子ダブルスカル(長野県)が5位、成年男子シングルスカル・岡山が7位にそれぞれ入賞いたしました。また、今大会では当部主将・光岡が東京都選手団(ボート競技を含めた全競技)の旗手に選出され、9月25日に千葉マリンスタジアムで開催された総合開会式に参加いたしました。総合開会式には天皇皇后両陛下もご出席され、その様子がTV放送されました。
今大会は当社から東京都、長野県の2クルーが出場し、東京都代表が5年ぶり5回目の優勝、長野県代表が5位入賞を果たした。予選では東京都代表、長野県代表ともにレベルの高い漕ぎで好タイムをたたき出し準決勝に進出したが、準決勝では非情にも同じ組に入ってしまい当社チーム同士の対戦となってしまった。決勝に進めるのはわずか1位のみ(2位は5~8位決定戦へ)というどちらも負けられないレースとなったが、東京都代表が1位で決勝進出、長野県代表は2位で順位決定戦(5~8位決定戦)となった。
決勝は予選、準決勝と好タイムを出して来た強豪ぞろいでどこが勝ってもおかしくない顔ぶれとなったが、当社クルー(東京都)は好スタートを決め500m地点をトップで通過。レース中盤から後半にかけては神奈川選抜の猛烈な追い上げにあい抜きつ抜かれつのきわどい勝負になったが、ラストスパートに入ると持ち前の勝負強さとパワーで一気にスピードを上げ、神奈川選抜を引き離して見事優勝を果たした。
順位決定戦に進出した当社クルー(長野県)は500m地点で3位と序盤こそ出遅れる展開となったが、先行する2クルーに喰らいつき、勝負どころのラストスパートでは見事先行する2チームをかわし1位でゴール。総合5位に入賞した。
|
当種目では昨年の新潟国体で準優勝しており、今年こそ優勝をとのぞんだ大会だった。当社クルーは予選を順調に勝ち上がり準決勝に進出したが、準決勝では一昨年、昨年とこの種目で2連覇を果たしている大分選抜が立ちはだかった。決勝に進めるのはわずか1位のみ(2位は5~8位決定戦へ)で厳しいレースになることが予想されたが、当社クルーはスタートから一気に飛び出し、500m地点をトップで通過すると、後半は2位以下のチームの様子を伺いながら優位にレースを進め、最後までトップを譲ること無く逃げ切った。決勝では先日の全日本選手権で優勝をしたデンソー、毎年上位に入って来る関西電力小浜、選抜チームで強化して来た京都選抜が顔をそろえ、準決勝同様に序盤から激しいレース展開が予想されたが、当社クルーはスタートから他チームに先行を許す展開となり、500m地点を4位で通過。後半なんとかスピードを立て直すも、序盤の出遅れが最後まで響き、そのまま4位でゴールとなった。
|
【決勝結果】
順位 |
地域 |
クルー |
500m |
1000m |
優勝 |
愛知県 |
デンソー |
1分41秒43 |
3分24秒73 |
|
2位 |
京都府 |
京都選抜 |
1分42秒86 |
3分27秒45 |
|
3位 |
福井県 |
関西電力小浜 |
1分43秒55 |
3分28秒04 |
|
4位 |
東京都 |
明治安田生命 |
1分45秒22 |
3分30秒19 |
|
|
【女子舵手つきクォドルプル】
ポジション |
氏名 |
S |
宇佐美 亜季 |
|
3 |
首藤 多佳子 |
|
2 |
谷口 春香 |
|
B |
堀端 彩子 |
|
C |
依田 亜沙実 |
|
|
岡山は予選を順当に勝ち上がり準決勝に進出。準決勝は他種目同様に決勝に進めるのはわずか1位のみという厳しいレースになったが、先日の全日本選手権同種目で3位に入った伊藤選手(静岡選抜)との接戦に惜しくも敗れてしまい順位決定戦(5~8位決定戦)へ。順位決定戦では長田選手(関西電力美浜)、矢地選手(島根選抜)がスタートから飛び出し、それを岡山が追う展開となった。岡山は500m地点をトップと約3秒差で折り返し、先行する2クルーを射程圏内に納めての後半戦となったが、最後まで上手くスピードに乗り切れず、前半の差を埋めることができないまま3位でゴール。総合7位入賞となった。
|
【5~8位決定戦結果】
順位 |
地域 |
クルー |
500m |
1000m |
1位
(総合5位) |
福井県 |
関西電力美浜 長田 |
1分42秒51 |
3分29秒40 |
|
2位
(総合6位) |
島根県 |
島根選抜 矢地 |
1分41秒36 |
3分29秒82 |
|
3位
(総合7位) |
東京都 |
明治安田生命 岡山 |
1分45秒53 |
3分33秒94 |
|
4位
(総合8位) |
岩手県 |
みちのくコカ・コーラ 米澤 |
1分45秒98 |
3分38秒25 |
|
|
【男子シングルスカル】
ポジション |
氏名 |
シングルスカル |
岡山 理 |
|
|