◇◇第63回朝日レガッタ 男子舵手つきフォア優勝◇◇
5月1~4日、「第63回朝日レガッタ」が滋賀県琵琶湖漕艇場(1000m)にて行われ、男子舵手つきフォアが優勝、女子舵手つきクォドルプルが4位入賞を果たしました。滋賀支社のみなさまをはじめ、試合会場での熱いご声援まことにありがとうございました。
(朝日レガッタ:今年で63回目を迎える大会で「琵琶湖の初夏の風物詩」として定着。関西最大の大会。)
また、5月1・2日、「第60回戸田レガッタ」が埼玉県戸田オリンピックコース(1000m)にて行なわれ、男子舵手なしペアが3位・4位、男子シングルスカル(本田)が4位に入賞しました。
当部はこの種目での出場は2000年以来10年ぶりであり、過去4回(1997~2000年に4連覇)の優勝をしている。今大会も予選から他を圧倒するタイムで予選・準決勝を勝ち上がり決勝へ。決勝も序盤から安定した漕ぎで徐々に他を引き離し、そのままゴール。当種目5度目の優勝を飾った。
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漕手コメント |
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「最高の結果と内容が求められるレースであったが、最高の内容と言えるレースではなかった。今回明らかになった課題を克服し、9月の全日本選手権優勝に向け準備していきたい。」(久保) |
【決勝結果】
順位 |
クルー |
1000m |
優勝 |
明治安田生命 |
3分15秒23 |
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2位 |
岡山大学 |
3分22秒00 |
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3位 |
今治造船 |
3分24秒53 |
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4位 |
京都大学 |
3分25秒51 |
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5位 |
岡山大学A |
3分26秒15 |
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6位 |
近畿大学『絆』 |
3分31秒88 |
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【男子舵手つきフォア】
ポジション |
氏名 |
S |
岡山 理 |
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3 |
光岡 紘輔 |
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2 |
浜田 祐太 |
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B |
久保 武大 |
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C |
中坂 誠 |
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この種目、2002年より女子のメイン種目となってから過去6回の優勝をしており、
今大会は昨年からの連覇を狙っての出場となった。今大会も予選から上位タイムを出し順調な立ち上がりを見せたが、決勝では序盤から遅れをとる展開となり、終盤になっても本来の漕ぎをとり戻すことが出来ず悔しい結果となった。この悔しさを糧に次回更なる飛躍を目指して頑張ってほしい。
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コックスコメント |
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「2連覇を目指していましたが、表彰台も逃し悔しいレースとなりました。ただ、レースするたびに成長が見られ、次回のレースにつながる大会だったと思います。」(依田) |
【決勝結果】
順位 |
クルー |
1000m |
優勝 |
デンソー |
3分30秒77 |
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2位 |
三洋電機洲本 |
3分34秒81 |
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3位 |
立命館大学α |
3分35秒66 |
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4位 |
明治安田生命 |
3分37秒37 |
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5位 |
神戸大学 |
3分38秒53 |
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6位 |
龍谷大学A |
3分40秒44 |
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【女子舵手つきクォドルプル】
ポジション |
氏名 |
S |
福本 温子 |
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3 |
首藤 多佳子 |
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2 |
谷口 春香 |
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B |
堀端 彩子 |
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C |
依田 亜沙実 |
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今大会に昨年の全日本王者である長﨑・髙橋と、今大会がペアを組んで初めてのレースとなる湊・陶山の2クルーが出場。両クルー共に順調に決勝へ進出。決勝ではスタートで他クルーにリードされ、後半追い上げようとするも終始自分たちの漕ぎが出来ず、長﨑・髙橋が3位、湊・陶山が4位の悔しい結果となった。しかし、両クルー共に自分たちの課題・反省点をしっかりと認識しており、今後のレースに期待したい。
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漕手コメント |
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「前回の大会(お花見レガッタ)では、10位という悔しい結果でしたが、今大会では何とか入賞でき、思いをはらしました。次回は、優勝の報告ができるよう頑張ります。」(長﨑) |
開幕戦のお花見レガッタでは12位と不本意な結果に終わった本田だが、今大会では予選から順調な漕ぎで決勝に進出。決勝ではスタートから果敢に攻め、500mを3位で通過。初の表彰台を目指しラストスパートを試みるも、序盤の疲れか、あと一歩届かず悔しい結果となった。この悔しさを糧に、次回更なる飛躍を目指して頑張ってほしい。
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漕手コメント |
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「レースでできた漕ぎを練習でも表現し、次の大会に向けてタイムを伸ばせるようにしていきたいです。」(本田) |
【決勝結果】
順位 |
クルー |
1000m |
優勝 |
戸田中央総合病院 (田立) |
3分46秒16 |
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2位 |
警視庁 (茅原) |
3分53秒91 |
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3位 |
住友金属鹿島 (木村) |
3分55秒68 |
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4位 |
明治安田生命 (本田) |
3分57秒57 |
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5位 |
住友金属鹿島 (中塚) |
4分01秒99 |
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6位 |
戸田中央総合病院 (川元) |
4分02秒40 |
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【男子シングルスカル】
ポジション |
氏名 |
シングルスカル |
本田 幸治 |
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◇◇JapanCup第32回全日本軽量級選手権 3種目優勝◇◇
5月23~25日、「Japan Cup第32回全日本軽量級選手権」が埼玉県戸田オリンピックコース(2000m)にて行なわれ、男子舵手なしペア、女子ダブルスカル、女子シングルスカルが優勝、男子舵手なしフォアが2位に入賞しました。
(※軽量級とは男子が漕手平均70kg以下(個人の体重が最大72.5kg以下)、女子が漕手平均57kg以下(個人の体重が最大59kg以下)で争われるカテゴリーで、国際大会においても、体重制限の無いオープン種目と、軽量級種目があり、日本代表は主に軽量級種目で世界と戦います。)
今回当種目は2クルーが出場。Aクルーは昨年度全日本選手権同種目優勝の長﨑・髙橋ペア。Bクルーは今年の日本代表の佐藤・奥村選手(トヨタ紡織)ペア。当クルーは6月・7月のワールドカップ第2戦(ドイツ・ミュンヘン)、第3戦(スイス・ルツェルン)への出場も決まっている。お互い所属チーム、練習水域が違うため、レース直前までクルーを組んでのトレーニングは出来なかったが、日本代表の力を存分に発揮。予選・準決勝と順当に勝ち進み、決勝へ進出した。Aクルーも順当に勝ち上がり準決勝に進むも、トヨタ紡織に僅差で敗れ決勝進出を逃し、順位決定戦に進むこととなった。決勝ではBクルーはスタートから果敢に攻め続け首位をキープし、中盤から終盤にかけて香港代表の香港に詰め寄られたものの、最後までトップを譲らず見事優勝を勝ち取った。Aクルーも順位決定戦にて他を寄せつけない漕ぎで好タイムを出しており、決勝に進出したクルーに引けを取らない力を見せつけ、今後のレースに期待できる結果を残した。
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漕手コメント |
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「レースペース等、全く練習できずのぶつけ本番で不安はあったが、5連覇を達成できてよかったです。トップスピードがあるペアだと認識することが出来たと同時に、課題も発見できました。今後の欧州遠征に向けて、意味のあるレースになったと思います。」(佐藤)
「今大会の結果には結びつきませんでしたが、実力が着いてきたことを感じるレースを経験できました。全日本選手権エイト王座奪還に向けて力になれるよう、さらに練習に励みます。」(髙橋) |
【決勝結果】
順位 |
クルー |
500m |
1000m |
1500m |
2000m |
優勝 |
明治安田生命B |
1分36秒76 |
3分23秒27 |
5分16秒54 |
7分05秒56 |
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2位 |
Hong Kong China
Rowing Associa |
1分40秒58 |
3分28秒88 |
5分20秒24 |
7分06秒44 |
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3位 |
トヨタ紡織B |
1分40秒89 |
3分29秒48 |
5分21秒95 |
7分09秒35 |
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4位 |
京都大学A |
1分41秒81 |
3分34秒17 |
5分30秒59 |
7分26秒21 |
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【順位決定戦結果】
順位 |
クルー |
500m |
1000m |
1500m |
2000m |
1位(総
合5位) |
明治安田生命A |
1分41秒41 |
3分26秒03 |
5分16秒30 |
7分09秒54 |
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明治安田生命B
【男子舵手なしペア】
ポジション |
氏名 |
S |
佐藤 芳則 |
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B |
奥村 六郎(トヨタ紡織) |
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明治安田生命A
【男子舵手なしペア】
ポジション |
氏名 |
S |
長﨑 哲也 |
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B |
髙橋 修 |
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今年度入社の宇佐美が入社2年目の首藤と組んで出場。予選・準決勝を順当に勝ち進み決勝へ進出。決勝では学生の強豪チームである早稲田大学、昨年同種目優勝の慶應義塾大学、社会人ではライバルの中部電力が顔を揃えた。
500m地点では3番手と少々出遅れてしまったが、1000m付近の足蹴りで追いつき、一気にトップへ。ラストクォーターでも他チームをさらに引き離しゴール。二人にとっては入社後初の大きなタイトルの獲得となり、今後の更なる成長につながる大会となった。
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漕手コメント |
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「今大会、首藤はダブルスカルでの初2000メートルレース、私は怪我復帰後のレースということで、お互い不安がある中の大会となりました。しかし他クルーのメンバーやコーチのサポートもあって、練習ごと、レースごとに成長が著しいクルーだったと思います。練習でうまくいかなかったこともありましたが、レース中は後ろ(首藤)から勝負どころの力強い足蹴り3本が伝わってきました。自分たちのやってきたことが優勝という結果に残せたのはとても嬉しく思います。これを糧にさらに日々の練習に励み、全日本選手権へと繋げていきます。」(宇佐美) |
【決勝結果】
順位 |
クルー |
500m |
1000m |
1500m |
2000m |
優勝 |
明治安田生命B |
1分53秒88 |
3分51秒72 |
5分51秒10 |
7分48秒96 |
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2位 |
早稲田大学 |
1分51秒44 |
3分51秒46 |
5分54秒05 |
7分51秒92 |
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3位 |
中部電力 |
1分52秒91 |
3分52秒92 |
5分55秒11 |
7分53秒84 |
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4位 |
慶應義塾大学 |
1分55秒68 |
3分59秒02 |
6分03秒99 |
8分05秒23 |
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【女子ダブルスカル】
ポジション |
氏名 |
S |
宇佐美 亜季 |
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B |
首藤 多佳子 |
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入社4年目の福本は今年の日本代表に選ばれており、予選・準決勝と順当に勝ち進み決勝に進出。決勝は同じく日本代表の坂東選手、林選手に加え、2008年北京オリンピック代表の熊倉選手が顔を揃え、終始厳しいレース展開になることが予想された。序盤、福本は得意のスタートダッシュで一気にトップに立つと、中盤も相手の動きを見ながら最後までリードを保ちトップでゴール。4年目にしてシングルスカルで初めての優勝を飾った。
同じく、入社4年目の谷口も順調に準決勝へ進出するも、準決勝では坂東選手に僅差で破れ、順位決定戦へ。順位決定戦では準決勝の疲れからか、終始スピードに乗り切れず、4位でゴールした。多くの課題を残すレースであったが、昨年より確実に力をつけてきており、今後の活躍に期待したい。
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漕手コメント |
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「苦しいレースだったけど、凄く楽しいレースでした。次は世界へ向けて頑張ります。」(福本)
「減量という聞き苦しい言葉にも勝ち、準決勝ではレース中最下位から諦めずに追い上げることが出来、自分にとっては良い経験となりました。後半だけではなく、スタートから勝ち上がれる選手になれるよう頑張ります!!」(谷口) |
【決勝結果】
順位 |
クルー |
500m |
1000m |
1500m |
2000m |
優勝 |
福本 温子
(明治安田生命A) |
1分54秒85 |
3分54秒06 |
6分01秒72 |
8分03秒67 |
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2位 |
熊倉 美咲
(戸田中央総合
病院RCA) |
1分56秒38 |
3分56秒53 |
6分02秒07 |
8分06秒21 |
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3位 |
坂東 慧子
(中部電力B) |
1分57秒46 |
4分00秒33 |
6分05秒85 |
8分08秒30 |
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4位 |
林 真奈美
(デンソーB) |
1分56秒21 |
3分57秒33 |
6分03秒82 |
8分11秒86 |
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【順位決定戦結果】
順位 |
クルー |
500m |
1000m |
1500m |
2000m |
4位
(総合
8位) |
谷口 春香
(明治安田生命C) |
2分01秒37 |
4分14秒19 |
6分28秒21 |
8分34秒61 |
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【女子シングルスカル】
ポジション |
氏名 |
シングルスカル |
福本 温子 |
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シングルスカル |
谷口 春香 |
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シングルスカル |
堀端 彩子 |
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当クルーは予選で東レ滋賀に僅差で破れてしまい、敗者復活戦から勝ち上がらなければならない厳しい展開となった。しかし、逆境に立たされたことでクルーの一体感が生まれ、敗者復活戦・準決勝では徐々に調子を上げ決勝に進出。決勝ではスタートから果敢に攻め続け、序盤こそトップ争いを演じるも、敗者復活戦からの疲れか、徐々に差を広げられ2位でゴールした。しかし、このレース期間中に4人が得たものは大きく、今後のレースに向けて期待できる結果となった。
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漕手コメント |
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「最高の結果ではないものの、現状の課題を洗い出す大きなステップとなる大会でした。このステップを全日本選手権の躍進にすべく、チーム一丸となって努力を続けて参ります」(浜田) |
【決勝結果】
順位 |
クルー |
500m |
1000m |
1500m |
2000m |
優勝 |
日本大学B |
1分30秒54 |
3分04秒61 |
4分41秒34 |
6分15秒52 |
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2位 |
明治安田生命 |
1分32秒07 |
3分08秒89 |
4分46秒78 |
6分23秒26 |
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3位 |
日本大学A |
1分32秒29 |
3分09秒48 |
4分50秒47 |
6分26秒69 |
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4位 |
東レ滋賀 |
1分34秒96 |
3分12秒16 |
4分52秒64 |
6分29秒11 |
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【男子舵手なしフォア】
ポジション |
氏名 |
S |
浜田 祐太 |
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3 |
久保 武大 |
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2 |
湊 義徳 |
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B |
陶山 修 |
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