第63回国民体育大会東京都予選会 レースレポート
◇◇第63回国民体育大会東京都予選会 東京都代表に決定◇◇
6月7・8日、「第63回国民体育大会東京都予選会」が埼玉県戸田オリンピックコース(1000m)にて行なわれ、男子は舵手つきフォア、ダブルスカル、シングルスカルがライバルチームNTT東日本東京を下し、全種目で東京都代表の座を獲得しました。また、女子も舵手つきクォドルプル、シングルスカルの2種目が東京都代表に決定しました。今後は7月の関東ブロック大会を経て、10月の国民体育大会・本選優勝をめざします。 |
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男子舵手つきフォア
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国民体育大会の各都道府県予選会の中でも、最も厳しい予選会と言われる東京都予選会。L.A.クルー対NTT東日本東京は毎年激戦を演じ、同種目はとくに注目を集めている。L.A.クルーは今年の日本代表の片岡を擁するも若手中心の布陣。対するNTT東日本東京は日本代表経験者が多く乗るベテラン揃いで厳しいレースが予想された。レースではスタートに定評があるL.A.クルーが序盤一歩リードを奪う。例年NTT東日本東京による中盤の追上が懸念されたが、500m通過時のアタックでさらにリードを広げ、そのままラストスパート。3秒弱の差をつけゴールし東京都代表権を獲得した。若手中心の起用ながらも接戦をものにできたことはチーム全体の成長を伺うことができ、10月の国体本選および9月の全日本選手権のエイトでの活躍が期待できるだろう。 |
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男子ダブルスカル
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冬場から舵手なしペアでペアを組んでいた浜田・湊。今大会はスイープ種目ではなく、スカル種目での出場であったが、違和感もなく練習でも良いスピードが出ていた。対するNTT東日本東京は日本代表経験のあるベテランコンビ。レースではスタートで経験豊富なNTT東日本東京Aに若干のリードを奪われるも、強い逆風の中盤はスタートからの勢いを落とさずリードを奪い返し、その後も攻め続け5秒差をつけ圧勝。日頃の練習の成果がレースに如実に現れ、二人にとって大きな自信となった。 |
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男子シングルスカル
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| ベテラン久保と新人の髙橋・本田が出場。ライバルはNTT東日本東京・岡本選手。日本代表経験もあり国民体育大会でも上位入賞をしている。春先から調子が上がっていない久保だったが、本レースに向けて順調に仕上げてきた模様。レースは久保が従来の実力どおりのスタートスプリントで序盤に1艇身のリードを奪う。強い逆風の中盤も相手のアタックにもろともせず、序盤のリードをキープしゴール。9月の全日本選手権ではさらに高いパフォーマンスが期待できるレースであった。 |
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橋 (明治安田生命C)