第60回朝日レガッタ 試合レポート
◇◇第60回朝日レガッタ 女子舵手つきクォドルプル優勝◇◇
今回は60回の記念大会として全国から各種目に過去最多の535クルーが集いました。 関西ボート連盟(大会ホームページ) |
女子舵手つきクォドルプル 2年ぶり5度目の優勝
メンバーが大きく入れ替わった今期、この種目2年ぶりの出場となったが開幕戦に続き勝利することができた。京都出身のストローク・藤阪にとっては地元、また新人の2番・福本にとっては昨年インターハイで優勝した思い出のコースだけに格別の勝利となった。主将・奥平を中心に完成度を増してきたが、次戦の全日本選手権では社会人のデンソー、中部電力、そして早稲田大学を相手に、5年ぶりの女王奪還をめざす。
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男子エイト 2位
毎年LAクルーと地元・東レ滋賀の東西対決が注目を集める決勝、開幕戦では東レ滋賀を抑えたが今回はやられた。大会直前の強化合宿での練習量が例年より豊富にこなせたことから疲労が残ったままで十分なピーキングは行なっていないが、今期の東レ滋賀の意気込みには並々ならぬものを感じるレースであった。しかし敗れはしたものの相手を迎える戸田での全日本選手権では5連覇を達成するべく漕ぎ出している。 |
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男子ダブルスカル 健闘3位
2年目のコンビが開幕戦から好調を維持して今大会を迎えた。予選ではトップタイムを叩き出し準決勝でも微差の3番目で決勝へ進出、初優勝の期待が膨らんだ。しかしスタートダッシュで試合巧者の東レ滋賀・中国電力に出られてしまう。リードを許した焦りから、コースを外れてしまうミスを誘発したものの、後半の猛烈な追い上げにより3位銅メダルへ滑り込んだ。苦い経験を次戦に活かしたい。 |
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女子シングルスカル 谷口6位
新人の谷口。開幕戦のお花見レガッタでは決勝を逃したが今回は見事進出し明らかな成長を見せる。予選・準決勝では日本代表候補の岩本選手・福地選手に次ぐ3番目のタイムを叩き出し表彰台が期待された。しかし決勝のスタート直後、琵琶湖特有の波にオールを取られるミスが出て大きくロスし、終盤追い上げたものの残念ながら6位に終わった。悔しさは残ったが、次の全日本選手権でも決勝進出を期待したい。 |
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男子シングルスカル 佐藤鉄也 準決勝進出
今大会最多の65クルーがエントリーし、予選12番手のタイムで準決勝に進出したが、昨年のドーハアジア大会金メダリストの大元選手(アイリスオーヤマ)の組となり、善戦したが及ばなかった。次戦は課題であるサスペンションを改善して上位進出を狙う。
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