JapanCup第30回全日本軽量級選手権 レースレポート
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男子エイト優勝(3連覇)
今大会はダブルエントリーでエイト種目の他に、それぞれ舵手なしペア・シングルスカルに出場し、最終日は準決勝・決勝が行なわれるタイトな日程となった。エイトの決勝はその日の最終レースで、極度の疲労が残る中でのレース。決勝には仙台大学をはじめとする学生トップレベルのチームが名をそろえた。レースは強い逆風の中スタートし、序盤にリードを奪う。クルーの半分が3レース目となり、中盤苦しい中ではあるも一本一本他クルーを突き放し、終盤リードを広げゴール。ディフェンディングチャンピオンとして、堂々の3年連続4回目の優勝を飾った。 |
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男子舵なしペア優勝(3連覇)・準優勝(エイトとのダブルエントリー)
舵手なしペアはエイトのメンバーから4人が2クルーに分かれて、ダブルエントリーで出場。クルーは今年の日本代表の佐藤・片岡ペア、若手の浜田・湊ペア。佐藤・片岡ペアは予選・準決勝とトップタイムを出し、他を圧倒。浜田・湊も順調に勝ち上がり、決勝では同チーム2クルーの一騎打ちとなる。佐藤・片岡ペアは持ち前のスタートダッシュから一度も首位を譲ることなく完勝し、同種目として3連覇達成。浜田・湊クルーも他クルーを寄せ付けず、2位でフィニッシュ。今大会、エイト種目とのダブルエントリーをするなかでも、優勝・準優勝を独占する結果を残せたことは、今シーズンの大きな励みとなった。 |
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女子シングルスカル福本3位
入社2年目の福本がシングルスカルに出場。予選・準決勝と危なげなく戦い抜き、好調のまま決勝進出。迎えた決勝では逆風のコンディションに苦戦し、何度もアタックしたが、惜しくも3位でゴールとなった。しかし今大会でもレースを追うごとに完成度も高まり、今後更なる飛躍が期待できる結果となった。また、今年入社の新人堀端も出場し、予選・敗者復活戦と満足いくレースが出来ず悔しい結果となったが、今シーズンは大会ごとに徐々に調子を上げてきており今後に期待したい。 |
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女子ダブルスカル5位
入社2年目の谷口と入社3年目の稀代がコンビを組んでの出場。予選ではスピードに乗れず、敗者復活へ回るも、徐々に調子を取り戻し順位決定へ進出。レースでは序盤出遅れたが、中盤からは徐々にスピードを上げトップでゴール。全体で5位入賞という結果になった。 |
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男子シングルスカル久保、橋
男子シングルスカルにベテランの久保と新人の髙橋が出場。この種目には、海外からの選手や代表経験者が参加し、一際レベルが高い種目となった。久保はエイトとのダブルエントリーをする厳しい状況のなか準決勝に進出するも、準決勝で敗退となった。髙橋は初めて体重制限がある中でのレースを経験。予選で敗退するも今後のレースに向けて大きな経験となった。 |
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