◇◇JapanCup第29回全日本軽量級選手権　男子エイト２連覇達成◇◇ 7月6～8日、「JapanCup第29回全日本軽量級選手権」が埼玉県戸田オリンピックコース(2000ｍ)にて行なわれ、男子エイト・男子舵手なしペアが優勝、女子ダブルスカルが準優勝、また男子シングルスカルも3位と4位に入賞しました。男子エイト優勝チームには「内閣総理大臣杯」が下賜され2年連続のビッグタイトル獲得となりました。

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男子エイト2連覇達成(内閣総理大臣杯獲得)

今大会、エイトのメンバーはそれぞれシングルスカル・舵手なしペア・ダブルスカルにも分かれて出場しており(ダブルエントリー)、最終日は2種目の準決勝・決勝の最高4レースを行なうタイトな日程。エイトの決勝はその日の4レース目で極度の疲労が残る中でスタート。決勝には過去同大会5連覇の偉業を持つトヨタ自動車、新興の仙台大学、そして一昨年チャンピオンの法政大学と決勝にふさわしいメンバーが出揃う。レースでは序盤よりリードを奪い有利な展開で中盤・後半さらにリードを広げゴール。ディフェンディングチャンピオンの意地を見せ、2年連続3回目の優勝を飾った。

【決勝結果】 順位 クルー 2000m 優勝 明治安田生命 6分22秒64 2位 仙台大学 6分31秒54 3位 法政大学 6分33秒39 4位 トヨタ自動車 6分36秒27

【男子エイト】 ポジション 氏名 S 佐藤  芳則 7 中溝  健晴 6 中尾  慶 5 久保  武大 4 湊  義徳 3 光岡  紘輔 2 浜田  祐太 B 長﨑  哲也 C 中坂  誠

男子舵手なしペア2連覇達成

入社3年目の浜田と2年目の長﨑がこの種目2連覇を飾った。予選・準決勝とトップタイムを出しライバル達を圧倒。その勢いのまま決勝もスタートから一度も首位を譲ることなく完勝であった。長﨑は昨年もこの種目と男子エイトの2種目を制しており2年連続で2種目優勝。全日本大会での2年連続2種目金メダル獲得は史上初の快挙である。

【決勝結果】 順位 クルー 2000m 優勝 明治安田生命 7分25秒62 2位 中部電力 7分31秒02 3位 龍谷大学 7分31秒46 4位 ひた市 7分47秒40

【男子舵手なしペア】 ポジション 氏名 S 浜田  祐太 B 長﨑  哲也 ※男子エイトとダブルエントリー

男子シングルスカル光岡3位、佐藤芳則4位

この種目には海外からの招待選手や日本代表経験者が参加し、ひときわレベルが高い。また出場クルーも77クルーと今大会最多。予選・準決勝と厳しい戦いを勝ち抜き2名が決勝に進出。決勝ではライバルと目されるアイリスオーヤマの大元選手(昨年のアジア大会男子軽量級ダブルスカル金メダリスト)に必死に食らい着き優勝を狙ったが、徐々に離され3位と4位でゴール。優勝はならなかったものの、ハイレベルな大会の中で決勝(ベスト4)に進出したことは今後のレースへの大きな自信となった。

【決勝結果】 順位 クルー 2000m 優勝 大元 英照(アイリスオーヤマ) 7分41秒69 2位 高橋 和宏(東レ滋賀A) 7分46秒92 3位 光岡 紘輔(明治安田生命C) 7分50秒87 4位 佐藤 芳則(明治安田生命B) 7分53秒11

【男子シングルスカル】 ポジション 氏名 シングルスカル 佐藤  芳則 シングルスカル 光岡  紘輔 ※男子エイトとダブルエントリー

女子ダブルスカル2位

新人の福本と入社5年目の奥平がコンビを組んでの出場。予選・準決勝と危なげなく戦い抜き、好調のまま決勝進出。迎えた決勝では逆風のコンディションに苦戦し、関西電力小浜に序盤から少しずつリードを奪われる。何度もアタックするも最後までつめきれず惜しくも2位でゴール。レースを追うごとにクルーの完成度も高まり今後更なる飛躍が期待できる。

【決勝結果】 順位 クルー 2000m 優勝 関西電力小浜 8分01秒93 2位 明治安田生命 8分09秒72 3位 瀬田漕艇クラブ 8分12秒72 4位 三洋電機洲本 8分17秒18

【女子ダブルスカル】 ポジション 氏名 S 福本  温子 B 奥平  梢

男子ダブルスカル・男子シングルスカル・女子シングルスカル準決勝進出

【男子ダブルスカル】 ポジション 氏名 S 久保  武大 B 湊  義徳 ※男子エイトとダブルエントリー

【男子シングルスカル】 ポジション 氏名 シングルスカル 佐藤  鉄也

【女子シングルスカル】 ポジション 氏名 シングルスカル 稀代  智美