第61回お花見レガッタ レースレポート
◇◇第61回お花見レガッタ 男子エイト、女子シングルスカル(福本) 優勝◇◇
3月31日・4月1日、「第61回お花見レガッタ」が戸田オリンピックコース(1000m)にて行われ、男子エイトが4年ぶりの優勝、女子シングルスカル(福本)が優勝、女子ダブルスカルが3位に入賞しました。 |
男子エイト 4年ぶり優勝!
今大会、男子エイトで4年ぶりの優勝を果たした。決勝には2011年全日本選手権覇者NTT東日本や日本大学などの強豪チームが顔を揃え、厳しいレース展開が予想されたが、予選・準決勝と徐々に調子を上げてきた当クルーは、決勝戦で今大会最高のレースを見せた。スタートから一気に飛び出しレースの主導権を握ると、他のチームを1度も前に出す事無くそのまま1着でゴール。全日本選手権王座奪還に向けて幸先のよいスタートをきった。 |
|
|
女子シングルスカル 優勝(福本)・5位入賞(首藤)!
2012年日本代表の福本と、2012年U23日本代表候補になっている首藤が出場。2人とも予選、準決勝を順当に勝ち上がり決勝へ進出。決勝では福本と同じく日本代表の岩本選手や元日本代表の若井選手など実力者が顔を揃えたが、福本は近年この種目では国内負け無しであり、今大会でもその実力を発揮し他を寄せ付けず1着でゴール。2012年シーズン開幕戦で最高の結果を残した。首藤はスタートでの出遅れが響き終始厳しいレースをしいられ、終盤で若井選手をかわしたものの、前半の出遅れを埋める事が出来ず5着でゴールとなったが、 冬期トレーニングでは近年最高のパフォーマンスを見せており、今後のレースに是非期待したい。 |
|
|
女子ダブルスカル 3位入賞!!
入社3年目の宇佐美と今年度入社の上田がコンビを組んで出場。昨年、一昨年と怪我に泣かされた宇佐美にとっては約1年半ぶりの復帰戦となり、上田にとっては明治安田生命の一員として初めてのレースとなった。お互い緊張の中臨んだレースであったが、予選、準決勝を順調に勝ち進み決勝へ進出。決勝では序盤の遅れが響き、終盤の追い上げが一歩届かず3着でゴールとなったが、2人の今後の成長、活躍に期待したい。 |
|
|
男子ダブルスカル 4位
入社7年目の長﨑、入社2年目の須藤がコンビを組んで出場。当種目でのトレーニングは約5日間ほどしかできず不安を残しつつ今大会を迎えたが、予選、準決勝を順調に勝ち進み決勝へ進出。決勝ではやはりトレーニング不足からか、他チームのトップスピードについて行くことができず、終盤なんとか追い上げたものの4位でゴール。今大会では表彰台を逃し悔しい結果となったが、この悔しさを糧に、今後の成長、活躍に期待したい。 |
|
|
第57回中日本レガッタ レースレポート
◇◇第57回中日本レガッタ 男子舵手つきフォア優勝!◇◇
4月20日~22日、「第57回中日本レガッタ」が愛知県・愛知池漕艇場(1000m)にて行われ、男子舵手つきフォアで優勝しました。 |
男子舵手つきフォア 優勝(大会2連覇)
壮絶なデッドヒートだった。関西電力美浜ともダブルワークにて直前のペアに出場しており、しかも風雨中断のあおりでレース間隔が大幅に詰められ十分な休憩が取れなかったことからも人一倍の忍耐力を要求された。 レースではスタートの上手い関電クルーにやや先行を許したものの、持ち前の中盤で追いつくと一進一退の攻防を展開、お互いにストロークレート40(1分間に40本漕ぐ)を越えるハイレベルな戦いとなったが、終盤まで集中力を切らさなかった当社クルーが、見事激戦を制し大会を連覇した。 |
|
|
女子ダブルスカル 2位入賞
決勝は強豪デンソー、また本年の岐阜国体で強化著しい大垣共立銀行との勝負となった。デンソーには終始レースの主導権を奪われ苦しい展開を余儀なくされたものの、終始落ち着いたストロークを展開、終盤で大垣共立銀行を捕らえて見事、2位入賞を果たした。先のお花見レガッタ3位からジャンプアップ、次回は全日本軽量級で更なる躍進を期待したい。 |
|
|
男子舵手なしペア 2位・3位・4位入賞
フォアに先だって行われたこのレースは関電美浜を捉えきれなかった。相手はトップスピードが持ち味のクルーで1000mは非常に得意とするクルーで、先行されることは織り込み済ではあったが何と中盤1艇身開けられる苦しい展開、終盤で猛然とラストスパートを仕掛け、差し切ったかにも見えたが0.38秒差にて連覇はならなかった。しかし出場した3クルーが全て好タイムで上位を独占し、若手のボトムアップを大いに感じさせてくれた。今後大いに期待したい。 |
|
|
オリンピックアジア大陸予選 レースレポート
◇◇オリンピックアジア大陸予選 福本 オリンピック出場権獲得!!◇◇
4月26~29日、オリンピックアジア大陸予選(韓国・忠州)の決勝(2000m)が行なわれ、女子軽量級ダブルスカルに出場した福本が見事優勝し、ロンドンオリンピックの出場権を獲得しました。
|
軽量級女子ダブルスカル 優勝!!
福本はシドニー、アテネ、北京と過去3回五輪出場経験のある岩本選手(アイリスオーヤマ)と出場。決勝では序盤の出遅れが影響し、中間1000mを4位で通過したが、残り500mでスパートをかけ、一気に3クルーを抜き去りトップでゴール。3位以内に与えられる五輪出場権を獲得した。 福本は五輪初出場となり、当社ボート部からは2000年のシドニー五輪以来、3人目。4大会連続の五輪出場となった岩本選手と、前回北京五輪での同種目9位を上回る活躍を期待したい。 |
|
Japan Cup第34回全日本軽量級選手権 レースレポート
◇◇Japan Cup第34回全日本軽量級選手権 女子シングルスカル上田 優勝!◇◇
5月18日~20日、「Japan Cup第34回全日本軽量級選手権」が埼玉県・戸田オリンピックコース(2000m)にて行われ、女子シングルスカルで上田が優勝、女子ダブルスカルで2位に入賞いたしました。
(※軽量級とは男子が漕手平均70kg以下(個人の体重が最大72.5kg以下)、女子が漕手平均57kg以下(個人の体重が最大59kg以下)で争われるカテゴリーで、国際大会においても、体重制限の無いオープン種目と、軽量級種目があり、日本代表は主に軽量級種目で世界と戦います。)
|
女子シングルスカル・上田 優勝!!
女子シングルスカルには入社1年目の上田が出場。上田は予選を全体のトップタイムで勝ち上がると、準決勝でも余裕の漕ぎで決勝進出を決めた。決勝戦では得意のスタートダッシュで他の選手を置き去りにすると、中盤戦に入ってからも力強い漕ぎで徐々に引き離す展開。終盤に入り若干差を詰められたものの、終始他を寄せ付けない漕ぎで1着でゴール。入社後初の全日本クラスの大会で見事初タイトルを勝ち取った。今大会での優勝を自信とし、更なる成長に期待したい。 |
|
|
女子ダブルスカル 準優勝!!
入社4年目の首藤が一橋大学所属の鈴木選手とコンビを組んで出場。首藤と鈴木選手は今年度の23歳以下日本代表候補であり、今大会後に開催される最終選考を見据えてのチャレンジとなった。予選、準決勝とレースをするたびにコンビネーションを高めて臨んだ決勝。強豪デンソーにはスタートから力の差を見せつけられる展開となったが、 気持ちを切らすことなく大垣共立銀行との接戦をものにし2着でゴール。優勝こそ逃したものの、最終選考に向けて自信のつくレースとなった。 |
|
|
男子舵手なしフォア 2位・5位
今大会、当社の若手・中堅メンバーで編成した「明治安田生命」クルーと、今年度の世界選手権代表メンバーに内定している当社2名、NTT東日本2名のメンバーがチームを組んだ「NTT東日本B」クルーが出場。「NTT東日本B」として出場したメンバーは全員が日本代表選手ということで優勝が期待された大会であったが、迎えた決勝戦では学生クルーに破れるという非情に残念な結果となった。 一方、「明治安田生命」クルーは準決勝であと一歩が届かず決勝進出を逃し、5位~8位決定戦へ。5位~8位決定戦では決勝進出を逃した悔しさをぶつけ、スタートダッシュで一気に抜け出すと中盤以降も他チームの猛追をかわし続け1着でゴール。最終結果は総合5位となったが、強豪チームを相手に十分戦える力を見せ自信をつけることができた。今大会の経験を糧に今後の成長に期待したい。 |
|
|
男子舵手なしペア(小艇タイムトライアル)優勝!!
先月愛知県で開催された中日本レガッタに続き岡山・栗原が組んで出場。中日本レガッタでは関西電力美浜との激戦の末僅差で敗れたが、今大会では当社クルーがリベンジを果たした。決勝ではスタートからほぼ横一線のレース展開となったが、500m地点で当社クルーがわずかにリードすると、中盤以降は他チームとの差を徐々に広げ、最後までトップを譲らず1着でゴール。今大会での優勝を自信とし、更なる成長に期待したい。 |
|
|